• アマチュア無線やってます

 小学生の頃からアマチュア無線の免許が欲しかった。

 当時、アマチュア無線の通信教育の講座が沢山あった。そんなところが、いろんなパンフレットを配っていた。そのパンフレットを見た私には、『すごいすごいすごい!!』とものすごく魅力的なものに思えた。
 パンフレットはボロボロになるまで取っていて、何度もそれを眺めていたけど『きっと難しいんだろうなぁ・・』と小学生の私は考えていた。

 中学校に入ってすぐアマチュア無線受験のための本を小遣いで買った。しかし、開いてみてあまりの難しさに絶望感に襲われた。載っている数式が見たこともない記号の連発(微積の式)で、難しいとかいう以前であった。

 けれども気を取り直して少しずつ勉強していった。送信機や受信機の構成などはずいぶん理解し、あの微積の式も『なにやらわかんないけど⊿dってのは変化する量ってことかな?』とか暗号を解いていくような感じで勉強していた。なんといっても周りに聞けるような人が居ないし、アマチュア無線の免許を持っている人も居なかった。

 全然自信が無かったけど、とりあえず国試を受けてみることにした。当時、大阪府の岸和田市に住んでいたので、電車に乗って大阪市のどこか(忘れた)に受けに行った。

結果はあえなく不合格。

 今から考えてみると、問題集なども無くあの難しい本一冊だけで受けようとしたのは無謀だった。

 その後、九州の大分県に引っ越して再度受験(熊本のどこかだった)見事合格しました。勝因は問題集を買ったことですね(^^;)

 合格はしたものの、熊本の試験会場でパンフレットを大量に貰ってきた(ハムショップの人が配っていた)のを、帰ってから眺めるだけだった。

 なんと言っても、欲しいHFのトランシーバーは10万円以上する。とてもじゃないけど中学生には手が出ない。お小遣いを貯め始めてはいたけど、お年玉を入れても貯まるまで数年かかりそうだった。

 一ヶ月以上そんな風に眺めてたら、親が急に『そんなに欲しいんだったら買ってあげようか?』と言ってきたのにすごく驚いた。当時「親から買って貰う」という発想が全くなくて、そんなことを言ってくるとは思っても居なかった。

 考えてみれば、小さな頃から親にものをねだるということのない(かわいげのないw)子どもだった。

 親にしてみれば『なにやらわかんないが、中学生ながらなんかの国家試験に合格したみたいだ、えらい!』とか思っていたようだ。

 買って貰ったのは、当時出たばかりのFT-107S(白いオールトランジスタ機)。FT-101ZSDと迷ったけど、終段が真空管のやつは、なにやら真空管のチューニングが必要みたいだけど、それがさっぱりわかんないし、聞く人も居ないし・・・という理由だった。

 アンテナも欲しい・・・とは言えずに、でも店の人が3バンドのワイヤ式のダイポールをつけてくれたので、それを貼って始めたけど、『もうちょっとアンテナどうにかならないものかな・・』とCQ誌を見ていたら、「21MHzZLスペシャル」の記事が有り「これだ!!」と思って余り物のフィーダー線を見つけてみて、本の通りに作った。フィーダーなのでそのままでは貼れないから最初は屋根の上に置いていたけど、後に竹を買ってきて竹製?アンテナのできあがりで、マストも太めの長い竹にした。

 ちょっと一人ではあげるのが難しかったので、その頃知り合いになった近所の無線家の人何人か来て貰った。ローテータなどはもちろん無くて、回したいときは外に出て太めの竹を力任せに回してたw

 これで世界中と交信できた。ロシア、アメリカ、インドネシア、フィリピン、南極、イラン(IJPCの人)、アフリカのどこか(ナイジェリアだったっけ?忘れた・・・><)、ブラジル(だったかな・・)

 10Wと竹製?のアンテナで結構飛んでくれた。結構高価なGPあげてる人よりよく飛んでいた(私の主観)のが自慢だった。

 で、高校受験も終わり高校に入り2級の免許を取ろうと思ってCWや無線工学などの勉強を始めた。




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